小さな夢美術館 次回展覧会情報

小さな夢美術館　次回展覧会情報

本年第2回目の展覧会についてお知らせをいたします。

長い冬も少しづつではありますが、庭の木々に芽吹いた蕾みを見つけるたびに春はそこまで来ているなあと感じます。

春の花や生き物、自然の恵みなど生きるものへの慈愛にみちた視点。
銅版に刻むベルソーにいきとし生けるものの魂を刻む。
そんな漆黒に浮び上がる静物をメゾチントで描く。
丹阿弥丹波子氏による銅版画の世界をご紹介いたします。

駒井哲郎、長谷川潔、浜口陽三とつづく、銅版の世界を受け継ぎ、メゾチントを究め、マニエール・ノワールにより、「黒」に色彩を感じさせる作品。



先日、東京のアトリエにお伺いすることができました。
優しい微笑みで出迎えてくださって、横浜高島屋での個展の準備に追われていらっしゃいました。

小さな夢美術館での展覧会をとても楽しみにしていて、是非館へも行きたいとおっしゃって「伯備線に乗るのが楽しみで、ワクワクするわっ」とお茶目な一面も垣間見えました。
昨日の夜は2時までかかってアトリエを片付けたのよといわれ、お話している最中も余震は容赦なく続くのでした。

実はお邪魔した日は３月１２日なのでした。


開催予定
丹阿弥丹波子　銅版画展
マニエール・ノワール　～漆黒のメゾチント～
２０１１・４・９（土）～　５・２９（日）　

期間中　ご本人によるギャラリートークを予定しております。